子どもが遠方・海外在住の親が任意後見で備える対策
「息子は東京、娘はアメリカ。もしものとき、すぐには来られない」 「認知症になったら、誰が通帳や施設の手続きをしてくれるの?」 「遠くの子に頼んでも、本当に大丈夫?」 こんな不安を感じていませんか。 子どもがいても、近くにいなければ「おひとりさま」と同じ悩みを抱えます。 この記事では、遠方や海外に住む子に頼るときの任意後見の備え方を、順番にお話しします。 1 「遠くの子」に頼るときの壁 いちばんの壁は「距離」そのものより、「気づけないこと」です。 任意後見とは、元気なうちに将来の代理人と任せる仕事を決めておく制度です。契約は公正証書(公証役場で作る公的な……