遺言作成 2nd page

NEW
◎終活 2026年9月20日

おひとり様の終活、遺言書がないとどうなる?

「私が死んだあと、この家と預金はどうなるんだろう」 ふと、夜中に不安になることはありませんか。 配偶者に先立たれた。子供はいない。兄弟ももう亡くなった。付き合いがあるのは、隣に住む方と、週2回来てくれるヘルパーさんだけ——。 「まあ、そのうち誰かが何とかしてくれるだろう」 残念ですが、それは起きません。放っておくと、あなたの財産は国のものになります。しかも、面倒な手続きをどなたかに背負わせたうえで。 順を追って見ていきましょう。 1 遺言書がないと、財産は最後に国へ行く まず全体の流れを押さえてください。財産は次の順番で処理されます。 遺……

NEW
◎終活 2026年9月20日

遺留分とは?遺言書作成で必ず押さえる注意点

「せっかく遺言書を書いても、遺留分があるから意味がないんでしょう?」 相談の場で、本当によく聞かれます。テレビや週刊誌で「遺留分」という言葉だけを知って、不安になってしまう方が多いのです。 でも、結論から申し上げます。遺留分は、正しく理解すれば「遺言書を邪魔するもの」ではなく「設計に組み込むもの」です。 しかも、ご家族の構成によっては、遺留分をまったく気にしなくてよいケースもあります。 順番に見ていきましょう。 1 遺留分とは?——「最低限の取り分」 遺留分とは、一定の相続人について、亡くなった方の財産から法律上取得することが保障されている最低限の取り分……

NEW
◎終活 2026年9月19日

相続人が多い家庭こそ遺言書が必要な理由を解説

「うちは兄弟が多いけれど、みんな仲がいいから大丈夫」 「財産と言っても家一軒くらい。揉めようがないでしょう」 そう思っていらっしゃる方、多いです。 でも、相続の現場で本当に困るのは「揉めるかどうか」ではありません。手続きが前に進まないことなんです。そして、相続人の人数が増えるほど、この「進まない」リスクは跳ね上がります。 なぜそうなるのか。順番に見ていきましょう。 1 すべての手続きは「全員の合意」から始まる 結論。遺言書がなければ、相続人が一人でも欠けた話し合いは無効です。 遺産分割協議とは、亡くなった方の財産を誰がどう受け取るかを、相続人全員……

NEW
◎終活 2026年9月19日

法務局の自筆証書遺言書保管制度をわかりやすく説明

「遺言書を書いてはみたけれど、この紙、どこにしまっておけばいいの?」 「タンスに入れておいて、見つけてもらえなかったらどうしよう」 「誰かに勝手に書き換えられたら…」 遺言書を自分で書いた方が、次にぶつかるのがこの壁です。 実は法務省も、まったく同じ問題意識を持っていました。自筆の遺言書は手軽で自由度が高い。でも、発見されない、改ざんされる、というトラブルが指摘されてきた。そこで2020年7月から始まったのが「自筆証書遺言書保管制度」です。 順番に見ていきましょう。 1 そもそも、どんな制度? 結論。法務局が、あなたの遺言書を預かって守ってくれる制度です……

NEW
◎終活 2026年9月19日

自筆証書遺言と公正証書遺言、どちらを選ぶ?

「遺言書は書いたほうがいい、とは聞くけれど…」 「自分で書けばタダなんでしょう? わざわざ公証役場に行く必要あるの?」 終活のご相談で、必ずと言っていいほど出てくる質問です。 結論を先に申し上げます。どちらが優れているかではなく、「あなたの家族構成で選ぶ」のが正解です。とくに、お子さんがいないご夫婦、障害のあるお子さんを支えている親御さん、ご家族に行方不明の方や未成年者がいる方。この3つに当てはまるなら、選び方が変わってきます。 順番に見ていきましょう。 1 まず、2つの遺言書の正体を知る 要点はひとつ。違いは「誰が書くか」ではなく、「誰が正しさを担保す……

◎終活 2026年9月18日

自分に子供がいない…生前にできる「相続の備え」は?

「私が先に亡くなったら、この家は妻のものになるでしょう?」 「子供がいないから、財産は全部夫のものよね?」 ご夫婦でそうお話しになっている方、実はとても多いです。 でも、ここで申し上げなければなりません。それは、たいていの場合違います。 子供のいないご夫婦の相続には、独特の「落とし穴」があります。しかも、備えておけば大半は防げるものばかり。順番に見ていきましょう。 1 まず知っておきたい「誰が相続人になるか」 結論。子供がいない場合、配偶者だけでは相続が完結しません。 法定相続人とは、法律が「この人が財産を受け取る権利がある」と決めている人のことです。 ……

◎終活 2025年7月12日

後見制度って相続とどう関係あるの?事前にできる準備は?

「うちの母、最近ちょっと物忘れが増えてきたかも…」 「父が倒れて入院。財産管理とか、もしものときが心配」 「子供がいない私たち夫婦、将来の相続ってどうなるの?」 こうした不安や疑問は、誰にでも起こりうるものです。 特に高齢の親を持つ方や、子供のいないご夫婦にとって、「もし判断力がなくなったら」「相続が発生したらどうなるのか」は切実な問題です。 そこで関わってくるのが「後継制度(こうけんせいど)」です。 でも「聞いたことはあるけど、相続とどう関係があるの?」という方が多いのではないでそうか。 この記事では、後見制度とは何か、相続とどうつながっているのか、そして元気なうち……

◎終活 2025年7月8日

遺言・後見・信託…老後や相続に備える3つの制度、違いと使い分けは?

「もし、夫に先立たれたら…私はどうすればいいのかしら」「財産の管理って、元気なうちに何を準備しておけばいいの?」 60代、70代のご夫婦、特にお子さんがいない場合、老後や相続に対する不安は決して他人事ではありません。 いざという時に慌てずにすむよう、備えておくべき制度はいくつかあります。 この記事では、老後や相続への備えとして代表的な3つの制度――遺言、後見制度、家族信託について、その違いと使い分け方を行政書士の視点から分かりやすく解説します。 1 まず押さえておきたい、3つの制度の役割の違い 結論から言うと、以下のように「何に備えたいか」で、選ぶ制度が……

◎相続 2025年7月7日

子供のいない夫婦で、夫が亡くなった場合、妻はすべて相続できる?

「私たちには子供がいないけれど、主人にもしものことがあったら、私はこの家やお金を全部相続できるのかしら…?」 60代、70代のご夫婦、特にお子さんがいないご家庭から、こうしたご相談をよくいただきます。 長年連れ添ったご主人を見送ったあと、奥様がすべての財産を受け取れるとは限らない―― そう聞いて、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 今回は「子供のいない夫婦で夫が亡くなった場合の相続」について、行政書士の立場から分かりやすく解説します。 1 結論から言うと、すべて相続できるとは限りません まず押さえておいていただきたいのは、遺言がない場合、配偶者が……

◎終活 2025年7月6日

老後のお金と財産を守るなら、まず知っておきたい3つの制度とは?

「私たち夫婦、子どもはいないし…このまま何の準備もしなくて大丈夫かしら?」 60代、70代のご夫婦から、そんなご相談をいただくことが増えています。 年齢を重ねると、心配になってくるのが「お金」と「財産」の管理、そしてその行方。 とくにお子さんがいないご夫婦の場合、ご主人や奥様にもしものことがあった時、相続の手続きや生活費の管理が思わぬ負担になることも少なくありません。 今回は、老後やその後に備えて「今から知っておくべき3つの制度」について、行政書士の視点から分かりやすく解説します。 1 「遺言」「後見制度」「家族信託」を理解しよう お金や財産を守るために……